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根本改善に運動すべき理由 ── 運動が回復につながるメカニズム


「痛みを治すのに運動した方がいいのは分かってる。」


「でも、痛くて運動できない」


先生に言われたり、本、ネットの記事、いろんなところで「運動が大事」と言われる。


もちろん頭では分かっている。


でも、実際に体を動かそうとすると、


「また痛くなるんじゃないか」という不安がよぎって、一歩が踏み出せない。


結局、安静にしている時間の方が長くなってしまう。


そんな経験はありませんか。



そのジレンマ、とてもよく分かります。


「動いた方がいい」と分かっていながら動けないのは、


決してあなたの意志が弱いからではありません。


過去に「動いたら痛くなった」という経験があれば、


体が「動くのは危険だ」と学習してしまうのは、ごく自然な反応です


むしろ、それだけ痛みと真剣に向き合ってきた証拠だとも言えます。



「運動」の意味を、少し捉え直しましょう


実は、慢性痛を回復する目的においての「運動」は、


あなたが想像しているものとは少し違います。



運動=「動く時間を増やすこと」です



運動は、筋トレや、息が上がるようなスポーツをすることではありません。


もっとシンプルに、日常の中で動く時間を少し増やすだけで、


痛みを感じにくくなっていくことが分かっています。



なぜ、動くと痛みを感じにくくなるのか



私たちが体を動かすと、脳内で内因性オピオイドという物質が分泌されます。


これは、脳に備わっている「痛みを抑える仕組み」を働かせる、


いわばエサのような役割を持つ物質です。


体を動かすことそのものが、


体に備わった鎮痛の仕組みを引き出すスイッチになっている、ということです。


ただし、ここには大事な条件があります。


その運動を「不快」に感じていると、この物質は出にくくなることが分かっています


また、そのときの体の状態に対して運動量が多すぎると、


痛みや違和感につながることもあります。


だからこそ、「たくさん動けばいい」わけではなく、


長期的に自分に合った量を見極めていくことが大事なのです。



「運動したら痛くなった」のよくある誤解


ここで、多くの方が陥ってしまう誤解があります。


運動した → 少し痛くなった → 「やっぱり運動は痛くなるものだ」 → だから運動をやめる


この流れ、心当たりがある方も多いのではないでしょうか。


でもこれは、


運動そのものが痛みの原因になったわけではありません



筋肉痛や一時的な違和感が出たのは、


「そのときの体の状態に対して、運動量が少し合わなかっただけ」。


運動自体が悪者なのではなく、量の調整がうまくいかなかっただけなのです。


ここを混同してしまうと、


本来体に必要な“動く機会”そのものを手放すことになってしまいます。



今日からできること


回復に向けて今日から少しできそうなことをお話しします。


まず、スマホの歩数計を開いてみてください。


そして、明日の目標を「今日の歩数+500歩」に設定してみましょう


運動は、多すぎず、少なすぎず、


無理なく続けられる量から始めるのがコツです。


もし普段あまり動いていない自覚があるなら、+300歩からでも十分です。


大事なのは、量ではなく「昨日より今日、少しだけ増やす」という感覚です。


慣れてきたら、歩く以外の「できそうな動き」を1つだけ足してみましょう。




回復に向けた運動は、

やり方より「やること」が大事です。


あなたが快適にできる動きで、続けていきましょう!





↓ もっと詳細知りたい方はこの動画で解説してます ↓




痛みのこと、一人で抱えないでください


当院では、


痛みを根本的に解決したい方へのサポートを


行なっています。



長引く痛みを抱える方の多くが、


早く良くしようと治療を継続して努力を続けています。


その努力はとても素晴らしいことであり、間違ったことでは決してありません。


大事なのは、


その努力の方向性をあなたに最適な方向に修正していくことです。


そのために当院では、誰でも気軽にお試しできるように


はじめての方向けの初回体験と、オンラインでの個別相談をご用意しています。


もっと痛みの回復方法を知りたい方や記事を読んでも不安が残る方は、


ぜひお気軽にご相談ください。




根拠・出典


Tanaka K, et al. Elucidation of the mechanisms of exercise-induced hypoalgesia and pain prolongation due to physical stress and the restriction of movement. Neurobiol Pain. 2023;14:100133. doi:10.1016/j.ynpai.2023.100133(PMID: 37274841)


Rice D, Nijs J, Kosek E, et al. Exercise-Induced Hypoalgesia in Pain-Free and Chronic Pain Populations: State of the Art and Future Directions. The Journal of Pain. 2019;20:1249-1266.

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